伊豆急100系のラストランに参加して来ました。
今回は7月7日に行われた伊豆急100系のラストランイベントに参加して来たので、それについて書きたいと思います。今まで一度も見たことがなく、あまりなじみのある車両ではないのですが今回は本当に行ってよかったと思っています。
朝は用事があったので少し遅れて10:34に熱海を出た列車で伊豆稲取へ向かいます。伊豆稲取に着くとちょうど稲取貨物線の方にAコースの乗客を乗せた100系が停車していました。
まだ発車までしばらく時間があるのかと思い撮影地に向かって伊東方面に歩いていたのですが、撮影地に着く少し前くらいになって、どこかへ向かう鉄道マニアの方々とたくさんすれ違うようになりました。どうやらもう片瀬白田の方へ行ってしまったようです。間に合わなかったものはしょうがないので伊豆急下田の方へ戻っていく方を待っていたら、これも思っていたよりも早くやって来ました。
丁度いいタイミングでトラックが来てしまい、危うく被りそうになったのですが、間一髪かわすことができました。この後は伊豆急下田まで行って再びBコースの当選者を乗せて帰ってくるまでしばらく時間があったのでカメラのセットだけして海を眺めて時間を潰します。朝はどんよりと曇っていた空がきずいたら青空に変わり、遠くの方に伊豆諸島の島も見えていました。伊豆急行線を行く普通列車や踊り子号などで練習していると、やっと100系がやって来ました。しかしあまりぱっとしない写真になってしまいました。
なおこのBコースは稲取貨物線に入線しない事になっていたので片瀬白田〜伊豆稲取間も1往復しか走らないことになっていました。
この後またすぐにっ片瀬白田の方から折り返して来たので、これを撮ってからCコースに参加するべく伊豆急下田へ向かいます。
伊豆急下田の駅に着くと、駅に隣接している車庫の中で撮影会が行われていました。
一度改札を出てみると水槽が置いてあり、その中でメガネモチうおと書かれた魚が水流に流されてプカプカ浮いていました。
しばらくしてCコースの受付が始まりそこで座席の番号が書かれた名札と100系のグッズを受け取ってホームに入ると先ほどの車庫から出て100系がホームに入線して来ました。
軽く写真を撮影して車内に入ろうとすると、入り口のところで熱中症対策のスポーツ飲料を配っていたのでそれをいただいて車内に入ると車内に並ぶボックスシートや扇風機、広告などいたるところから時代が感じられて、まさに国鉄時代の車両といった雰囲気でテンションが上がって来ました。
そうこうしているうちに発車の時刻になり列車は伊豆急下田の駅を後にします。車内では硬券でできた参加証明書に日ずけを入れさせてもらったりしました。また片瀬白田の駅でホームに降りて車両を撮影する時間があったのでほとんどの人がホームへ降りて写真を撮っていました。
その後進行方向変わって稲取貨物線の方へ向かいます。しばらく停車した後再び片瀬白田駅へ戻りしばらく止まった後に伊豆急下田へ向けて走り出しました。
60年近く前の車両にも関わらず思ってた以上のスピード走るの窓から風が吹き込んできて、これがたまらなく気持ちが良かったです。この窓を全開にして風を感じながら車窓を眺めるという自分が一番好きな鉄道の楽しみ方ができたのも思い返すと一年ほど前に乗ったしなの鉄道の115系以来で今後はこのようなことができる車両がどんどん減っていくと思うと寂しい限りです。そんなこんなで伊豆急下田駅に到着してしまいました。今回乗った100系電車はここ最近乗った車両の中でも一番乗っていて楽しかった車両だと個人的には思います。今後も窓から風を感じながら鉄道旅ができることを願っています。
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